【京葉ステークス2025予想】人気馬信頼か?人気薄の一発か?展開予想とデータ傾向から分析

今週日曜の中山10レースには、ダート1200mで行われる4歳以上オープンのリステッド競走・京葉ステークスが組まれている。フルゲート16頭に対し18頭が登録しており、前走の千葉ステークスで12番人気ながら2着に好走したメズメライザーは、上位人気が予想されていたものの、残念ながら除外となった。
過去5年の勝ち馬には、2020年のヒロシゲゴールド、2021年のダンシングプリンス、2023年のテイエムトッキュウなど、その後ダート短距離重賞で活躍する馬が多く、今年の勝ち馬にも将来的な飛躍が期待される。
また、同期間中に逃げ馬が3勝を挙げている点からも、スタート直後の速さが鍵を握る一戦といえる。
注目馬の一頭・テイエムトッキュウは、昨年のこのレースの覇者。しかし、直近2戦では8着・13着と振るわず、今回は斤量60kgを背負う見込みで、厳しい戦いが予想される。
想定される上位人気馬では、マニバトラが有力。ここ数戦は控える競馬をしているが、逃げてオープン特別で2着に入った実績もあり、展開次第で台頭の可能性がある。
栗東・森秀行厩舎からは、マニバトラに加えメタマックスも出走予定。同厩舎の2頭出しという点では、人気薄のほうが激走するケースも少なくないため、当日のオッズ動向にも注目したい。
人気別の傾向では、1番人気・2番人気馬がそれぞれ2勝ずつと安定している一方で、3番人気馬は2着1回のみとやや不振。また、年齢別では5歳馬が4勝、6歳馬が1勝を挙げており、4歳馬と7歳以上の馬は過去5年で勝利がない。こうしたデータからも、馬券の軸には5歳馬や6歳馬を据えるのが妥当といえるだろう。