【関東オークス2019予想】キタサンベッキー、先行激化の恩恵あり?

今週水曜は川崎競馬場のメインレースで交流重賞のJpn2関東オークスが開催されます。発走が20時10分ということで仕事終わりで間に合う方も多いかもしれませんが気になるのは天気。関東も梅雨入りして雨模様が続くだけに馬券検討の上でも重要なファクターとなってきそうです。

出走馬は中央からは前走で6馬身差圧勝の逃げ切りを見せたマンハッタンカフェ産駒ローザノワール、ダートで負け知らずのマリブムーン産駒マドラスチェック、そしてアメリカ遠征も決まった武藤雅騎手騎乗のパイロ産駒ラインカリーナなど、前走の内容がよかった馬たちが揃いました。

そして地方からはトーセンガーネット、アークヴィグラスが中央場を迎え撃つ形になりそうですが、ここで取り上げた馬たちすべてが逃げ、先行で好内容を残してきており、先行争い激化が予想されます。

そこで今回は追い込みに磨きをかけている地方馬のキタサンベッキーに注目してみました。これまで6戦して【3-2-1-0】と脚質的に難しいと思われる追い込みでこの安定感を残しており、相手関係が強化される今回は人気も集まらない穴馬となりそうです。

半兄には東京スプリント競走勝ち馬のキタサンサジンもいる血統ということで地方交流では充分勝ち負けも狙えるバックボーンを備えています。騎乗する本橋騎手もこれまで4戦騎乗してこの馬を知り尽くしているといえる騎手。

人気薄にはなりそうですが、先行激化の恩恵を一番受けそうなだけに期待してみたいところです。