キタサンブラック、凱旋門賞は断念。今秋は天皇賞秋を目標に

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第58回宝塚記念で1.4倍のダントツ1番人気に推されたキタサンブラックでしたが、直線ではいつもの伸びが見られず、15年日本ダービー(14着)以来2度目の馬券圏外となる9着に敗れました。春G1・3連勝に向けて態勢は万全だったはずのキタサンブラックですが、この日阪神競馬場でレースを見届けた北島三郎オーナーは「馬も疲れているんでしょうね。“疲れている”って俺に言いたかったんじゃないかな」とコメントし、愛馬の疲れを心配しました。

今後の予定についてですが、今秋はまず天皇賞秋(10月29日、東京)を目標に据えることとし、登録していた凱旋門賞・仏G1(10月1日、シャンティイ)については、北島氏は「里見さんのところ(サトノダイヤモンド)に頑張ってもらいたい。」とコメントしており、断念する意志を明確にしました。

夏はしっかり休ませ、秋からはまた国内でG1タイトル制覇を狙っていく方針で、天皇賞秋後は状態が良ければ有馬記念へ向かう予定となっております。