【小倉2歳S予想2019】小倉の馬場傾向や雨の影響は?先週の芝レースの脚質別・枠順別成績

夏の小倉開催のラストを飾るのは2歳G3の「小倉2歳S」です。キャリアの浅い2歳の重賞ということで、予想の根拠となるデータは少なめ。そのため、あらゆる観点から分析する必要があるレースでもあると思います。ということで今回は、先週の24日(土)と25日(日)で行われた小倉の芝レース全てを対象に現在の小倉の馬場傾向を分析し、レースの予想に役立てたいと思います。

■「先行」が好成績

脚質は、「先行」が最多の11勝を挙げており、連対数・3着内の回数が最多です。好走率ベースでは、頻度の少ない「マクリ」を除けば「先行」が勝率(22.4%)・連対率(38.8%)・複勝率(46.9%)の全てでトップとなっております。とくに複勝率は46.9%と高く、馬券圏内における信頼度は高めです。

小倉2歳Sの過去10年のデータ・傾向を見ても「先行」が好成績を挙げており、レース傾向とも一致しております。小倉の芝1200mは基本的にはスピードが落ちないコース形態を利した逃げ・先行馬が有利になりやすく、データでもしっかりとその傾向が見られます。

先々週あたりから外差しも決まるようになってきたので「差し」を軽視することはできませんが、全体的にはまだ「先行」の割合が多いです。

脚質データ(8/24~8/25)

脚質データ
脚質1着2着3着4着以下
逃げ02312
先行118426
差し23762
追い込み02159
マクリ2001

■内外フラットな傾向

枠番は、「2枠」、「6枠」、「8枠」が最多の3勝を挙げており、連対数は「8枠」が最多で、3着内の回数は「6枠」と「8枠」が最多です。好走率ベースでは、「2枠」が勝率(13.6%)・連対率(22.7%)・複勝率(31.8%)の全てでトップとなっております。

数や好走率に内外の差はあまりなく、内外フラットな傾向となっております。典型的な小回り・平坦コースということで基本的には内枠が注視されがちですが、この時期になってきますと内を避ける騎手も多く、先週はBコース初週でしたが外をまわす馬も目立っておりました。データ的にはフラットでも内枠は警戒が必要と考えたいところです。今週は雨も週中に続くのでいっそう慎重になる必要がありそうです。

枠番データ(8/24~8/25)

枠番データ
枠番1着2着3着4着以下
1枠21117
2枠32215
3枠11416
4枠02121
5枠11121
6枠32319
7枠23125
8枠33226