【JRA小倉大賞典2025予想】勝率5割の前走凡走組に注目だ!該当馬4頭を考察

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日曜の小倉メインは芝1800メートルで行われる4歳以上ハンデキャップG3の「小倉大賞典」です。

連覇を狙うエピファネイア産駒のエピファニーは、前走のチャレンジカップで末脚を発揮できず11着に敗れましたが、2走前の小倉で開催された中京記念ではクビ差の2着に好走しており、小倉芝コースとの相性は抜群です。主戦の杉原騎手が引き続き騎乗するのも強みといえるでしょう。

ジャスタウェイ産駒のヤマニンウルスは、オープン特別のアルデバランステークスを予定していたものの出走が叶わず、さらにフェブラリーステークス、かきつばた記念も除外対象となってしまい芝へ初参戦となりました。ダートから芝へ転戦し成功した例としては、2022年のジャパンカップを制したヴェラアズールがいますが、今回は想定外の参戦となるだけに、初騎乗となる藤懸騎手の手綱さばきに注目が集まります。

過去10年のデータでは、脚質による有利不利は見られませんが、勝ち馬の傾向としては、2021年に11番人気のテリトーリアルが勝利した例を除けば、ほとんどが4番人気以内の馬となっています。そのため、上位人気馬は馬券検討に加えておく必要がありそうです。

また、世代別の勝利数もほぼ均等で、特定の年齢が有利とはいえませんが、前走着順に注目すると、前走6着以下の馬が過去10年で5勝を挙げています。エピファニー、ヤマニンウルスに加え、前走京都金杯で8着だったダイワメジャー産駒のマテンロウオリオン、中山金杯で7着だったディープインパクト産駒のショウナンアデイブの2頭も小倉芝コースは初参戦となりますが、巻き返しに期待がかかる一戦となりそうです。