【黒船賞2025予想】JRA勢が中心となるも今年は地方馬に逆襲のチャンスあり?

25日火曜日は高知競馬場でダート1400mのJpn3「黒船賞」が開催。高知競馬場で唯一のダートグレード競走であり、JRA勢ではセイクリムズンが3連覇、ダノンレジェンドが連覇を達成した歴史を持つ一戦です。地方勢では2018年に兵庫所属のエイシンヴァラー、2022年には同じく兵庫のイグナイターが制しましたが、高知所属馬は第1回をリバーセキトバが制して以降、勝利がなく苦戦が続いています。

今年のJRA所属馬では、前走フェブラリーステークス5着から参戦するエンペラーワケアが最有力候補です。根岸ステークスや武蔵野ステークスで結果を残しており、今回は中4週と詰めたローテでの挑戦となります。これまでは間隔を空けながら大事に使われてきましたが、このローテーションで結果を出せれば、今後の選択肢も広がりそうで、上位人気が予想されますが注目の1頭です。加えて、シャマルもここ2戦は結果を出せていませんが、条件適性が高く、今年は黒船賞3連覇がかかる一戦となります。

地方勢では、兵庫所属のアラジンバローズに注目です。昨年のJBCスプリントでは強豪相手に3着に善戦し、前走の黒潮スプリンターズカップでも2着に入るなど、8歳となった今も衰えを感じさせません。中央勢相手に再び大駆けを見せることができるか期待がかかります。

高知勢では、リバーセキトバ以来の地元勝利を狙うコパノリッチマンが注目されます。前走は5着に敗れましたが、黒潮スプリンターズカップではアラジンバローズを下して優勝しています。昨年は高知所属のヘルシャフトが2着に入り、地元馬の健闘も目立っており、人気薄となる可能性はありますが、一発を期待したい1頭です。