京都ハイジャンプ(2018)の予想オッズと過去データから傾向を分析！

今週末の京都では障害G2の「京都ハイジャンプ」が開催。暮れの中山大障害へ向けての前哨戦でしたが、2009年に開催時期が11月から5月に変更となり、出走条件も3歳以上から4歳以上に変更となりました。

今回は、開催時期が5月に変更された2009年以降の過去9年間のデータをもとに、人気や脚質といった基本的なカテゴリーを中心に京都ハイジャンプの傾向を探っていきたいと思います。

■「3番人気」は複勝率88.9%、近年は堅い決着になる傾向

最多の3勝を挙げているのは「1番人気」と「3番人気」。とくに3番人気は馬券圏内の頭数も多く、複勝率が88.9%と好成績。勝ち馬は「7番人気以下」からは出ておりません。2009年には1番人気が落馬して波乱の決着となっているように、障害レースは常に波乱が潜んでおりますが、近年は大人しい決着が続いております。

予想オッズ

下記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

■枠順の有利不利はそこまで。脚質は「逃げ」が複勝率90%と断トツ

コースは京都競馬場の障害3930mを使用。タスキコースが無いので内と外が途中で変わるということはなく、終始外を走ることになるとかなりの距離損になります。このことから外よりは内の方が有利に思えますが、データでは7,8枠が2勝づつ挙げており、外枠の好走率も高くなっております。

脚質は圧倒的に「逃げ」の成績が良く、勝率60%、連対率80%、複勝率90%と断トツです。

■馬体重は「-3kg～+3kg」が好走傾向に

馬体重は最多の3勝を挙げ、馬券圏内の頭数も最多の「-3kg～+3kg」が好走傾向に。全体的には馬体重が増えている馬が好走しております。

■「7歳以上」が好走傾向に

「7歳以上」が最多の5勝を挙げており、好成績。基本的には「関西馬」の「牡馬」が中心となります。

■前走が「阪神スプリングJ」だった馬に注目

前走は最多の2勝を挙げ、馬券圏内の頭数が一番多い「阪神スプリングJ」に注目。前走着順は「6着以下」から4頭の勝ち馬が出ており、大敗馬が巻き返すシーンも少なくありません。前走着順についてはそこまで気にしなくても良さそうです。

■騎手は「白浜雄造」に注目

騎手は最多の2勝を挙げ、2着1回の実績がある「白浜雄造」に注目。