【ユニコーンS予想2021】ラペルーズ叩き2戦目で巻き返し

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過去10年の勝ち馬をみても、2013年のベストウォーリア、2015年のノンコノユメ、2016年のゴールドドリーム、2017年のサンライズノヴァ、2018年のルヴァンスレーヴ、2019年のワイドファラオ、そして昨年のカフェファラオと、後のG1馬を6頭も輩出している大出世レースといえるのが、今週日曜東京メインレースに組まれているダート1600mで行われるユニコーンSです。

勝ち馬は過去10年すべて3番人気以内となっているだけに、今年も上位人気馬から馬券検討は入りたいところ。そこで今回注目したいのは、前走の青竜Sでは1番人気支持ながら11着大敗となってしまったペルーサ産駒のラペルーズです。

中央で勝てず、その後門別競馬に移籍し3戦2勝の戦績で中央に復帰し、その後は3戦2勝となっています。前走は出負けしたのが痛恨ともいえますが、もともと後方待機から末脚勝負の馬のため、あそこまで負けたのはもう1つ別の敗因がありそうです。

気になったのは中央移籍後、徐々に馬体重が増えてきていますが、前走の520kgはさすがに太め残りだった可能性もあるのではないでしょうか。夏場ということもあって絞れてくれば本来の能力を発揮してくれる期待感はあります。騎乗するルメール騎手としても、14馬身差をつけられてしまったゲンパチフォルツァとの再戦で、今回はリベンジといきたいところでしょう。

管理する美浦・藤沢厩舎にとっては、来年以降は別の厩舎に引き継ぐことになるだけに、愛着のある血統背景の持ち主であるラペルーズに対する思い入れも強いかと思われます。前走は断トツの1番人気を大きく裏切った形となりましたが、その分今回は馬券妙味もありそうな一頭ですね。