【高松宮記念2021予想】ラウダシオン、得意の左回りコースで久々の勝利なるか?

今週日曜の中京競馬メインレースはJRAのG1では第二弾となる高松宮記念です。

オーシャンSで復活の勝利を挙げたコントラチェックの回避や、昨年このレース2着のグランアレグリアが今年は大阪杯参戦予定のため出走が叶わないのは残念ですが、今年はフルゲート18頭に対して23頭の登録があり、前走の香港スプリントでG1初制覇となったダノンスマッシュが昨年に続いて参戦予定、そして一昨年の2歳女王で、こちらも前走の阪急杯で久々の勝利を挙げたレシステンシアが、こちらは主戦の北村騎手がドバイ遠征ということもあり、久しぶりに武豊騎手とのコンビを予定して登録してくるなど、多彩なメンバーが揃いました。

興味深い参戦としては、芝マイル路線で強さを発揮しており、1400mだと少し短いのではと思えるインディチャンプが、1200m芝に初参戦となり、直線が長い中京コースなら大駆けもありそうなだけに、ここ数戦人気を下回っており、人気を落とすようなら面白い1頭といえそうです。

また昨年、繰り上がりではありますがこのレースを勝利しており連覇がかかるモズスーパーフレアは今年も展開次第で怖い1頭といえるでしょう。

ハイレベルな混戦模様となりそうな今年の登録メンバーですが、今回注目したいのは、昨年のNHKマイルカップ勝ち馬のリアルインパクト産駒のラウダシオンです。騎乗停止明けとなるミルコ・デムーロ騎手とのコンビで今回も挑む予定となっています。

左回りコース適性が高い点も魅力の1頭で、クロッカスS1着、ファルコンS2着、NHKマイルカップ1着、富士S2着、とわかりやすい結果を残しています。今回は1200m戦となるだけに、スムーズに2,3番手追走ができるかは未知数ですが、昨年のNHKマイルカップ以降勝利がなく、実績よりも人気が下回る可能性があります。

今回は2ヶ月の休み明けとなりますが休養明けもまずまずの結果を残しており、500キロを超える大型馬ながら鉄砲が利く馬ということも注目したいところで、馬券検討には加えておきたい1頭となりそうですね。