【プロキオンステークス2018予想】ダートの伸び代たっぷり、ルグランフリソンが巻き返しを見せるか!

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ダート1400mで開催される名物重賞プロキオンステークスですが、以前は阪神競馬場で行われていたものが2012年から今の中京競馬場へと移ってきました。新装されて以降は中京競馬場が力の必要な馬場となったせいか、昨年の勝ち馬キングズガードは今年のフェブラリーSで6着、2着だったカフジテイクも昨年のフェブラリーSでは1番人気3着になったように、G1レースで好走する実力馬が出走してきているようです。

今年も先述のキングズガードや、今年のフェブラリーSで3着に好走したインカンテーション、高知の黒船賞ではキングズガードを退け優勝した園田競馬所属のエイシンヴァラー、そしてかきつばた記念とさきたま杯の交流重賞を連勝中のサクセスエナジーといった実績馬に加え、1000万、準オープンと連勝しオープン入り直後に挑んだドバイで5着とまずまずの出来で、帰国後降級初戦をきっちり勝ち、再度オープンで腕試しとなるマテラスカイなど頼もしいメンバーが出走してきます。

そんな中で今回注目したいのがルグランフリソンです。

ルグランフリソンは今回プロキオンステークスに出走する14頭の中でダート経験が最も少なく、これまで6走しかしていません。元は芝で使われていた馬をダートに使ってみたら才能が開花したというのはよくある話で、今回もウインムートやサイタスリーレッド、ブライトラインなどがそのような経歴を持っています。特に転向後間もない馬はまだダート戦で底を見せていないという魅力もあるため、ルグランフリソンには伸び代といった期待もあります。

また、前走の欅ステークスでは7着敗退となっていますが、大詰めの4コーナーで躓くという不利があってのものでした。1枠出走で最内を追走しつつの躓きは致命的であり、巻き返し実らずの7着だったわけで、レースに関しては弁解の余地のない負けかもしれませんが、能力での負けではないため今回の巻き返しには期待がかかります。

今回鞍上に迎える福永騎手とのコンビは今回が2回目となりますが、1度目が2走前に快勝したオアシスステークスのものであり、相性は良さそうです。また、福永騎手にしてもダートを100戦以上乗っている競馬場に関しては、中京競馬場での勝率が一番良く、デビュー戦デビュー勝ちを飾ってもいる得意コースでもあります。

以上のことから、プロキオンステークスは、まだまだダートで底を見せていないルグランフリソンが、福永騎手とのコンビで巻き返して重賞初制覇も有りうるのではないかと予想します。