【東京新聞杯2017予想】2億5200万円の高額馬ロイカバードがついに目覚める?!

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東京競馬場で行われる東京新聞杯。なぜ!と言うぐらい頭数が少なくなってしまっています。

過去10年を見てみてもほとんどが16頭立てとなっていて少ない年でも14頭出走していたのにも関わらず、今年は10頭。当コラムでは何度も言っておりますが、たまたまちょっとメンバーがそろったからと言って、やれG1に昇格だ!やれ増設だ!と喜んでいるようではJRAもまだまだ競馬ファンの気持ちがわかっておりません。

「安定した頭数が揃う」レースを開催することこそが、長い目で見た時に人気や売上増に繋がるのであって、G1自体が増えることが売上増に直結するわけではなく、頭数が揃わなくてはいくらG1でも売上は少なくなることくらいはすぐにわかることです。

と、ぼやくのはこの辺にして…

とにかく、今週の東京新聞杯は人気馬エアスピネルが出走するのである程度は格好がつくものの、10頭立てと寂しい結果になったのは残念です。

サトノダイヤモンドと人気を分け合った2億5200万円の高額馬!ついに目覚める時が来た?!

さて、予想の方ですが、メンバー的にはエアスピネル一本かぶりのような様相となっておりますが、1頭だけその状況を変えることができそうな馬がいます。

ロイカバードです。

ロイカバードは前走で1600万を勝利しオープンに昇級したばかりなのですが、もともと素質を買われていた馬で、デビュー戦では今や今年の凱旋門賞にも出走しようかと言うあのサトノダイヤモンドと人気を分け合っていた馬です。

市場取引価格はサトノダイヤモンドが2億4150万だったのに対し、ロイカバードは2億5200万と、更に1000万近く高額な馬でした。デビュー戦は結局サトノダイヤモンドが勝利し、その後の活躍は言うまでもありませんが、ロイカバードの方はというと重賞戦線で走ったもののクラシック路線とは結局縁がなく、昨年末にようやくオープンへと上がってきました。

まあ高額馬は走らせてみたらダメだったなんてことはよくある話ですが、少々時間は掛かりましたがオープンまで上がってきたと言うことは、ロイカバードもまだまだ走る側の高額馬と言えるでしょう。値段なりの素質はあるはずで、その素質が開花してくれれば古馬G1路線を賑わしてくれるでしょうし、新馬時代はサトノダイヤモンドのライバルだったロイカバードが再びサトノダイヤモンドのライバルとして戻ってくるなんてことも十分にあり得ます。

今回の東京新聞杯はその第一歩。まずはライバルエアスピネルとの対決を制し、ビッグタイトル獲得に向けて勢いをつけたいところです。