【JRA】リバティアイランドが安楽死、QE2世Cを左前脚故障で競走中止
4月27日に、香港のシャティン競馬場で開催されたクイーンエリザベス2世Cに出走した三冠牝馬のリバティアイランド(牝5、中内田充厩舎)は、最後の直線で故障が発症し競走を中止。
その後の検査で左前脚の種子骨靱帯を断裂していることが判明。獣医師により、予後不良と診断され、安楽死の処置が施されたことが明らかになった。27日、所属するサンデーサラブレッドクラブが発表した。
リバティアイランドは父ドゥラメンテ、母ヤンキーローズという血統。2022年7月にデビュー戦を快勝すると、同年の阪神JFを快勝しG1初制覇を達成。翌年2023年は桜花賞、オークス、秋華賞を勝利し、三冠牝馬を達成。さらに同年のジャパンCではイクイノックスの2着に好走。古馬になってからはドバイや香港などに転戦するなど、世界を舞台に活躍していた。
最後まで力を尽くして走ろうとした名牝の冥福を心から祈りたい。