JRAラヴズオンリーユー、初年度交配はエピファネイアが第一候補

昨年12月の香港Cを制し、国内外G1・4勝目を果たしたラヴズオンリーユー(牝6、矢作芳人厩舎)の引退式が、30日に東京競馬場で行われた。引退式が行われたパドックでは同馬を管理する矢作芳人調教師が自ら誘導し、ラストシーズンの主戦騎手であった川田将雅騎手を背に最後の勇姿を見せた。

今後は北海道安平町のノーザンファームで繁殖入りする予定。初年度の交配相手についてはまだ未定だが、エピファネイアが第一候補として検討されているとDMMドリームクラブの野本巧代表が明かした。

ラヴズオンリーユーは2018年11月に京都でデビューし、無傷の4連勝で翌年のオークスを制し、G1初制覇を達成。昨年2021年はクイーンエリザベス2世C、BCフィリー&メアターフ、香港Cを制し、史上初となる同一年での海外G1・3勝の快挙を達成。12月の香港C・1着がラストランとなった。

ラヴズオンリーユーは父ディープインパクト、母ラヴズオンリーミー、母父Storm Catという血統。通算成績は16戦8勝、うち重賞は5勝。ラヴズオンリーユー号、お疲れさまでした。