【毎日杯2025予想】クラシックへの登竜門、今年の飛躍候補は?

今週土曜の阪神メインレースに組まれているのは、芝1800mで行われる3歳オープンのG3・毎日杯です。フルゲート18頭に対し、登録は10頭となっており、今年は全馬が出走可能となっています。
過去10年のデータを見ると、このレースを勝った馬が後にG1戦線で活躍するケースが目立ちます。2017年の勝ち馬アルアインは皐月賞を制し、2018年のブラストワンピースは有馬記念を勝利。さらに2021年のシャフリヤールは日本ダービー馬となるなど、ここをステップに飛躍を遂げる馬が続いています。
上位人気馬が堅実な傾向にあり、特に関西馬は2番人気以内だと【4-5-0-1】と安定した成績を残しています。今年の関西勢では、リラエンブレムが前走のシンザン記念以来のレースとなる予定で、関東馬の参戦が多いこともあり、軸候補として注目されます。
前走着順別の成績を見てみると、前走1着馬が5勝と好成績を収めている一方で、前走6~9着に敗れた馬も3勝しており、中穴人気馬の激走にも警戒が必要です。今年は前走弥生賞6着のアスクシュタインに川田騎手が騎乗予定となっており、不気味な存在となりそうです。
ローテーション別では、共同通信杯組で5着以内だった馬が【2-0-1-0】と好成績を残しており、今年はその条件に該当するネブラディスクが前走4着からの参戦となります。金子真人HDの所有馬であり、ワグネリアンなどでつながりのある厩舎と騎手のタッグという点も注目です。半姉にリスグラシューを持つ血統背景もあり、ここで好走すればクラシック戦線での活躍も期待できそうです。
クラシックに向けた重要な一戦となるだけに、人気馬の安定感と伏兵の台頭、両方に目を配りながら馬券を組み立てたいレースです。