マカヒキついに始動!ルメール騎手で札幌記念へ

2016年の日本ダービーの勝ち馬であるマカヒキ(牡5、友道康夫厩舎)が、8月19日(日)に札幌競馬場で開催される札幌記念(G2、札幌・芝2000m)に、C.ルメール騎手とのコンビで出走することが明らかになった。3日、同馬を管理する友道調教師が明らかにした。

マカヒキは昨年11月にジャパンカップに出走し、4着に入線。今年は2月に行われる京都記念から始動する予定であったが、ジャパンカップ後に左第1趾節種子骨を剥離骨折が判明し、春は全休を余儀なくされた。

前走のジャパンカップは、キタサンブラックやレイデオロといった好メンバー相手に4着と健闘はしているが、上位3頭には4馬身以上差をつけられた。3歳春に見せていたようなキレ味鋭い末脚は見られず、成長曲線では4歳あたりからやや足踏み状態がみられる。

今回札幌記念の相手にはエリザベス女王杯の覇者モズカッチャンや、大阪杯4着のヤマカツエースをはじめ、ミッキースワローやクロコスミアといった中距離G1戦線の活躍馬が予定されている。例年G2としては豪華なメンバーが揃う札幌記念だが、今年もなかなかの好メンバーが揃いそうだ。

国内ではダービーを最後に勝ち星から遠ざかっており、そろそろ結果がほしいマカヒキだが、長期休養&骨折明けに初の洋芝と課題は多い。まずは無事に復帰を果たして秋へ繋がるレースを見せてもらいたい。