マイネルフロスト、骨折で予後不良

26日(日)に中山競馬場で行われたアメリカジョッキークラブカップに出走したマイネルフロスト(牡9、高木登厩舎)は、3コーナーから2番手まで進出した際に故障し、競走を中止した。その後右第1指関節脱臼が判明し、予後不良となった。

マイネルフロストは2013年6月に東京でデビュー。2014年の毎日杯を勝利し重賞初制覇を果たすと、同年の日本ダービーでは12番人気ながら3着に好走するなどクラシック戦線の盛り上げにも貢献した。2015年の福島民報杯の勝利を最後に勝ち星からは遠ざかっていたが、2017年の夏は新潟大賞典・2着、鳴尾記念・3着、七夕賞・2着と連続好走し、中距離重賞戦線で活躍した。昨年2019年のディセンバーS(15着)で約1年ぶりに復帰し、前走のAJCCは復帰2戦目だった。

マイネルフロストは父ブラックタイド、母スリースノーグラス、母父グラスワンダーという血統。通算成績は40戦4勝、うち重賞は1勝。マイネルフロスト号のご冥福をお祈りします。