豪州に日本馬旋風引き起こせるか?マイネル軍団から2頭が更なる挑戦

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昨年から引き続きオーストラリアを賑わせている日本産馬、とくにトーセンでお馴染みの島川オーナーの元所有馬であるブレイブスマッシュ、トーセンスターダムはG1でも結果を残しており、現地で人気も博しております。最近は短距離での活躍が目立っていますが、過去にはデルタブルースがメルボルンカップを優勝するなど、中長距離でも決して相性の悪いわけではないことが予想されます。

今回は転籍せず日本から遠征での参戦となるマイネル軍団2頭のお話です。今年の白富士ステークスで1, 3着になったマイネルハニーとマイネルサージュが豪州遠征プランを計画しています。マイネルハニーは4月の芝2000mのG1・クイーンエリザベスステークス、マイネルサージュはそれに加えて3月末に開催される芝2400mのG1・ザBMWにも出走の意向があるようです。

マイネルハニーに関しては、昨年にも遠征プランが組まれていましたが、小倉大賞典16着大敗により諦めた経緯もあるため、前走中山記念をシンガリ負けというのは悪印象ではありますが、そこまでオープン2連勝は昨年よりも良い臨戦過程ではあるでしょう。何より、結果が如実に出ている豪州遠征へは期待感も高まります。

これまで結果を残してきた馬の大半が社台系の生産馬というのは繁殖の質・量などを考えると仕方ないのかもしれませんが、両親がトーセンのエスティファーム生産馬ブレイブスマッシュが結果を出したように、岡田総帥率いるマイネル軍団が結果を残してくれたら、大手ではない生産牧場にとっても良い刺激となるでしょう。