【ローズS予想2019】先行力生かせるメイショウショウブで勝負!

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秋の牝馬クラシックの秋華賞へ向けた最重要トライアル「ローズステークス」が行われます。
今年も最重要トライアルらしい面々が揃いました。阪神JFを勝ち、桜花賞を1番人気で4着、オークス5着と春の牝馬クラシック戦線を盛り上げたダノンファンタジーをはじめ、オークス4着のウィクトーリア、桜花賞2着のシゲルピンクダイヤ、オークス6着のシャドウディーヴァ、桜花賞5着のピーチサンバなど、クラシック戦線で活躍する素質馬が集結しました。

さらには、夏競馬を勝ち上がってきた良血馬のモアナアネラ、そのモアナアネラと差のない競馬をしてきたビックピクチャー、4戦3勝アルテョマリガーレなど、夏の上り馬も多数出走してきています。

今年は出走頭数が12頭と久々の少頭数となりましたが、この頭数で開幕2週目の馬場なら前を行く馬を中心視したいところ。そうなると注目したいのが、先行力のあるメイショウショウブです。

メイショウショウブは牡馬相手のデイリー杯2歳とニュージーランドTでともに2着とマイル重賞で活躍。オークスでは17着、前走のクイーンSで8着とマイル以上の距離では結果が出ておりません。父がダイワメジャーということもあいまって、ローズSの1800mを懸念しているファンも少なくないでしょう。

ただ、先週の阪神の馬場傾向は前残りでしたし、今の阪神の馬場は合う可能性は高そうです。また、スタートも良く二の脚も速い同馬なら、この頭数ならあっさり前目につけれるでしょう。

先述の有力馬達の近走の位置取りを見てみますと、ここ2走で安定して先行しているのはダノンファンタジーぐらい。ただ、そのダノンファンタジーも今回はメイショウショウブよりは後ろの位置取りになる可能性が高く、マークが集まるダノンファンタジーもそこまで前の馬に注意が払えないはずです。

1800mの距離も、古馬が相手となった前走のクイーンSで着差は0.5秒差と大きくは離されておらず、同世代相手であれば十分走れる距離と言ってもいいかもしれません。さらに、今週の調教では、坂路でラスト1ハロン11.6秒という好時計をマークしており、叩き2走目で調子はさらに上がっているようです。休み明け緒戦の有力馬達よりは状態は整っていると言って良いでしょう。

ということで、秋華賞へ向けて注目度の高いローズSは、先行力のあるメイショウショウブの馬券で“勝負”したいと思います。