メイショウカドマツ、七夕賞を回避。屈腱炎再発で引退

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今週9日(日)の第53回七夕賞に出走予定であったメイショウカドマツ(8歳、栗東・藤岡健一厩舎)は、左前脚の屈腱炎が再発したため、同競走を回避することが決定しました。さらに、今回の屈腱炎で現役を引退することが決定し、今後は乗馬となる予定であることが同馬を管理する藤岡調教師より発表されました。なお、けい養先未定となっております。

メイショウカドマツは2013年春にも屈腱炎を発症し、1年9ヶ月という長期休養を経て2015年新春に復帰。その後も重賞の長距離路線で戦い、アルゼンチン共和国杯で2着に入着するなど健闘しました。しかし、その同年末の冬に屈腱炎が再発し、またもや1年5ヶ月の長期休養を余儀なくされます。今年の5月にメトロポリタンSで復帰し、今回が復帰後は初の重賞となる予定でしたが、今回も屈腱炎が発症しやむなく引退というかたちとなりました。

メイショウカドマツは父ダイワメジャー、母アルペンローズ、母父クリスエスという血統。通算成績は28戦5勝。主な勝ち鞍は2015早春S(1600万下)、2013松籟S(1600万下)など。今後は乗馬としての第2の馬生で幸せに過ごして下さい。メイショウカドマツ号、お疲れ様でした。