JRAマイラーズカップ（2022）出走予定馬の予想オッズと過去10年のデータから傾向を分析！

今週は1着馬に安田記念の優先出走権が付与される「マイラーズC」が開催。創設から2011年までは阪神競馬場で行われてましたが、2012年に開催時期を1週繰り下げ、京都競馬場での施行に変更されました。今年は京都競馬場の改修工事の影響で、阪神競馬場での開催となりますので、一部傾向が当てはまりにくい部分がある点をご了承下さい。今回は京都競馬場で行われた年も含めた過去10年間のデータをもとに、マイラーズCの傾向を探っていきたいと思います。

■上位人気の勝率低め、中穴に警戒

人気は「3番人気」が3勝を挙げており、勝利数は最多です。「1番人気」は3着内の回数が最多で複勝率は70％とまずまずですが、勝利数は2回で、「2番人気」も2勝と上位2頭の勝率は低めです。「6～9番人気」は3着内が7回と多く、また、連対数は「1・3・5番人気」が最多となっているように、やや中穴よりの人気馬の好走が多いイメージです。

予想オッズ

下記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

■「外枠」＆「先行」が好成績

コースは阪神競馬場の芝1600mを使用。「枠順」と「脚質」は京都競馬場で開催された過去データをまとめてあるため、傾向が当てはまりにくい部分がある点をご了承下さい。（阪神芝1600mの傾向はこちら）

枠は「8枠」が最多の3勝を挙げており、「6枠」は3着4回と外目の枠がやや好走傾向にあります。「1枠」は1・2着が1回ずつと好走率は低めで、最内枠が不振です。

脚質は「先行」が最多の5勝を挙げており、勝ち馬は先行馬から出やすい傾向となっています。また「逃げ馬」も3頭が連対しており、前で競馬をする馬が好走傾向にあります。

■馬体重の増減が「-3～+3kg」だった馬に注目

馬体重の増減は、最多の6勝を挙げ、連対数と3着内の回数が最多の「-3～+3kg」の馬に注目です。

■「5歳」が好成績

年齢は、最多の5勝を挙げている「5歳」に注目です。性別は、3着内に入った30頭全てが「牡馬」となっており、「牝馬」は出走すること自体がほとんどありません。所属は「栗東」が9勝を挙げており、関西馬が優勢です。

■前走レースが「中山記念」だった馬に注目

前走レースは最多の3勝を挙げている「中山記念」に注目です。前走着順は「2着」が最多の3勝を挙げており、連対数と3着内も最多です。前走で2着だった馬は連続好走する可能性が高そうです。

■騎手はフラットな傾向

騎手は、「福永祐一」が唯一2勝を挙げていますが、今年は騎乗予定がありません。その他の騎手には傾向らしい傾向は見られないため、騎手については、フラットな目線で予想したいと思います。