【JRA】逃げの道を貫き通したミトノオー、現役引退

先月のフェブラリーSで15着だったミトノオー(牡5、牧光二厩舎)は、先月27日に競走馬登録を抹消し、現役を引退したことが明らかになった。

ミトノオーは2022年8月にデビュー。翌年2023年の兵庫チャンピオンシップで武豊騎手とのコンビで重賞に初挑戦し、もったままの馬なりで6馬身差を付けて逃げ切り、重賞初制覇を達成。続くジャパンダートクラシックでは3着、同年の浦和記念・2着、2024年のマーチSでも2着とダート中距離重賞戦線で活躍。2024年の平安Sでは松山弘平騎手とのコンビで逃げ切り勝ちを果たし、中央重賞初勝利を収めた。

その後は勝ち星を挙げられなかったが、逃げ馬としてその後もレースを盛り上げた。ラストランとなった前走のフェブラリーSでは復権を果たすべく初ブリンカーで臨んで果敢に逃げるも、15着敗退となった。

ミトノオーは父ロゴタイプ、母シダクティヴリー、母父サンダーガルチという血統。通算成績は16戦5勝。ミトノオー号、お疲れさまでした。