【東京1600ダート】素質3歳馬ベストマッチョが挑む三浦特別

以前ご紹介したベストマッチョを覚えてますか?父マッチョウノのダート血統。母の父ストームキャットはエイシンヒカリと同じ旬な血統です。オーナーはモーニン、ベストウォーリアでおなじみの、馬場幸夫さん。相馬眼では金子真人HDが有名ですが、ダート馬なら負けていません。

予定通り500万下を無事通過し、今週1000万条件に挑戦します。2戦2勝だけにやはり印が今回も多い。また石川騎手に手綱が戻る予定で、うまくいけば秋には重賞参戦も見込めます。先輩モーニンと同じく、初重賞が武蔵野Sになる可能性もあります。そのためにも今週末のレースは勝っておきたい。

安田記念後の消化試合、とは言わないでほしい最終12レースに組まれた三浦特別に出走します。舞台も武蔵野S、フェブラリーSと同じ1600m。前走はハナ差と接戦ではありましたが、ボウマン騎手余裕の勝利、と思えるレースぶりでした。
やっとこさ凌いだハナ差と狙い済ましたハナ差では、同じハナ差でも雲泥の差があるのではないか、と思います。馬場オーナーにしては珍しく関東の手塚厩舎に預けた関係もあってか、東京のダートコースしかこれまで使っていません。とはいえ、地方競馬はともかく、中央競馬のダートG1は現在は左回りしかないので、秋以降を考えても悪くないローテではないでしょうか。

最強といえるライバルは今回はブラゾンドゥリスでしょう。準OP2着から、狙い済ました降級初戦になります。ベストマッチョ同様、東京コースには良績ありでこれまですべて3着以内。

イモータルでダービー初参戦を果たした石川騎手にとって、今年をさらに飛躍の1年にするためにも、有力馬での騎乗はぜひ勝利で飾って主戦の座をものにしてほしいものです。