【小倉2歳S予想2020】鉄板軸馬モントライゼの相手は素質を秘めた“あの馬”だ
大型の台風が近づいており、開催自体が危ぶまれている本日の小倉開催。台風が通過する地域にお住まいの方々、またこれから接近する地域の方は十分にお気をつけてお過ごし下さい。
さて、キャリアの浅い2歳重賞ということで各馬の評価が難しい一戦ですが、各馬の前走を見る限り、その勝ちっぷりからここはモントライゼで間違いないような気がします。
前走は先手をとって楽なペースで逃げ、直線に入ると後続を一気に突き放して2着馬に1秒7もの大差を付けて快勝しました。ゴール前は持ったままで稍重の芝1200mを1分10秒2の好時計で快勝しており、スピード能力は相当のものがあります。
前走よりも相手は強化されますが、新馬戦でアタマ差で負かされたヨカヨカがその後オープンを連勝しているので、この馬も重賞のここでも良い競馬が期待できそうです。
問題は相手ですが、こちらも前走の勝ち方が強かった馬に注目。今回最も注目している相手候補は、5馬身差でデビュー勝ちを飾ったメイケイエールです。
ゲートの出はやや悪かったですが、二の脚を効かせて3番手の位置まで押し上げてレースの流れに乗ると、直線は持ったままの状態で後続を抜群の手応えで突き放していき、終わってみれば5馬身差の大楽勝でした。レースレベルがどうかという点はありますが、ゲートが悪くて道中もかかりながらという中で持ったままでの完勝は高く評価せざるを得ないと感じます。
今回は少頭数でペースも速くはならなそうですし、血統的に雨に向いている点も好材料です。父は新種牡馬のミッキーアイルで、母はシラユキヒメ一族のシロインジャー、母の父ハービンジャーというロマン溢れる血統は、それだけでも買いたくなる1頭です。
ということで今年の小倉2歳Sは、モントライゼとメイケイエールの2頭を中心視したいと思います。いずれも人気しそうな馬なので、今回は2頭を中心とした少点数で仕留める馬券で勝負したいと思います。