【モルガナイトS予想2025】カギは“福島コース適性”!狙うべき穴馬は?

今週日曜の福島メインレースには、芝1200mで行われる4歳以上オープンの「モルガナイトステークス」が開催。今年はフルゲート16頭での開催が予定されており、福島らしい混戦の短距離戦となりそうです。
福島芝コースで4勝中3勝を挙げているビッグアーサー産駒の6歳牡馬ウインモナークは、主戦の松岡騎手とのコンビで引き続き出走予定。前走のオーシャンステークスでは休み明けながら5着と悪くない内容で、今回は叩き2戦目かつ得意の福島に舞台が替わることから、大きな前進が期待される。
同じく福島芝で好走歴があるのが、昨年のキビタキステークスで福島芝1200mを勝利しているドゥラメンテ産駒の6歳牡馬レッドアヴァンティだ。前走のシルクロードステークスでは後方から脚を伸ばすも10着に終わったが、オープン入り2戦目となる今回はクラス慣れも見込め、上昇気配が漂う。鞍上も前走のルメートル騎手から、勝利経験のある吉田隼人騎手に戻る点は好材料だ。
斤量59kgはやや厳しい条件となるが、実績上位の存在として注目されるのがキタサンブラック産駒の6歳牡馬ジャスティンスカイ。近走は3戦続けて掲示板外と結果が出ていないものの、今回は初めての福島参戦で条件替わりによる一変の可能性もありそうだ。人気があまり上がらないことが予想されるだけに、馬券的な妙味も期待される。今回は荻野極騎手との新コンビで挑む予定となっている。
前走でオープン入りを果たし、昇級初戦を迎えるのがマインドユアビスケッツ産駒の5歳牝馬ツインクルトーズだ。前走では7番人気の伏兵評価ながら見事勝利を挙げ、今回も前走と同じ古川吉洋騎手が騎乗予定。これまで福島芝では4戦すべて着外と適性面では疑問符がつくものの、気温の上昇に伴い調子が上向きやすい牝馬という点では「格より調子」の格言が当てはまる可能性があり、穴馬としての一撃も視野に入れたい1頭である。
地元適性や調子を見極めるのが鍵となる今週のモルガナイトステークス。舞台替わりで浮上する馬の見極めが、的中への第一歩となりそうだ。