中山牝馬ステークス(2018)の予想オッズと過去データから傾向を分析！

春の女王決定戦として5月に行われるヴィクトリアマイルの前哨戦として行われる中山牝馬S。賞金を加算したい馬に、叩きとして参戦してくる馬など、様々な目的で挑んでくる馬が集まる難解な牝馬限定のハンデ重賞レースです。牝馬限定にハンデと荒れる要素は十分あるだけに、過去の傾向はしっかりと見ておきたいところです。

今回は過去10年間のデータをもとに人気や脚質といった基本的なカテゴリーを中心に中山牝馬Sの傾向を探っていきたいと思います。

■「4番人気」が好成績。1～3番人気は不振、波乱傾向が強い“穴党”向きの一戦

1～3番人気は過去10年で2勝のみと不振傾向にあり、最多の3勝をあげている「4番人気」が勝率・連対率・複勝率いずれもトップとなっております。9頭もの二桁人気馬が馬券に絡んでおり、3連単の配当が10万馬券以上が6回、内100万馬券以上が2回といったように、波乱傾向が非常に強いレースであることが分かります。穴馬は積極的に狙っていく必要がありそうです。

【該当馬】4番人気（以下「予想オッズ」を参考）：
カワキタエンカ

予想オッズ

上記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

■「2枠」が好成績、脚質は「差し」が好走傾向に

※上記は阪神競馬場で開催された2011年のデータを除く、過去9回分のデータとなります。

コースは中山競馬場の芝1800m。コーナーを4つ回るため、ロスが生じやすい外枠は厳しくなる傾向にあります。データでは1枠が連対ゼロと不振ですが、「2枠」が最多の3勝をあげ好成績。

脚質は最多の5勝をあげ、2着5回、3着4回と馬券圏内の頭数が一番多い「差し」が好成績。時計の掛かるコンディションとなることが多く、ペースもスローになりやすいですが、それでも差しが届くケースは少なくありません。

【該当馬】差し馬：
フロンティアクイーン
レイホーロマンス
ヒストリア
バンゴール

■ハンデは「53キロ」、馬体重は「-3kg～+3kg」が好走傾向に

ハンデは最多の5勝をあげている「53キロ」が好成績です。52キロ以下、57キロ以上からは勝馬がゼロとなっております。馬体重は最多の3勝をあげ、馬券圏内の頭数が一番多い「-3～+3kg」が好走しており、全体的には馬体重が増えている馬の好走が多いです。

■前走が「愛知杯」だった馬に注目

前走は最多の3勝をあげている「愛知杯」に注目。前走着順は、前走1,2着だった馬は勝ち星をあげれておらず、6～9着が5勝をあげるなど大敗から巻き返すケースが目立っております。

【該当馬】前走が愛知杯だった馬：
エテルナミノル（1着）
レイホーロマンス（2着）
マキシマムドパリ（3着）
シャルール（6着）
ワンブレスアウェイ（6着・同着）
キンショーユキヒメ（10着）
ゲッカコウ（12着）
ブラックオニキス（14着）

■騎手は「福永祐一」に注目

騎手は唯一2勝をあげている「福永祐一」に注目。

【該当馬】福永祐一騎手の騎乗予定馬：
なし