中山金杯(2018)の予想オッズと過去データから傾向を分析！

新年明けましておめでとうございます。2018年もどうぞ宜しくお願い致します。皆様にとって幸多き一年になりますように願います。最強馬キタサンブラックや、サトノアラジン、ロゴタイプといった多くの名馬が引退した2017年。今年は新たなスターホースの誕生にも期待したいところです。

さて、競馬の年始と言えば金杯レース。新年を祝う恒例のハンデキャップ重賞の金杯レースが1月6日（土）に中山と京都で開催されます。今回は過去10年間のデータをもとに人気や脚質といった基本的なカテゴリーを中心に中山金杯の過去の10年の傾向を探っていきたいと思います。

「5番人気内の馬」が中心、「人気薄の逃げ・先行馬」には要注意

勝ち馬は全て5番人気内の馬となっており、過去10年で馬券に絡んだ述べ30頭中24頭が5番人気までの馬でした。1～5番人気で決まりやすく、比較的堅実な傾向があります。

二桁人気が3着に入着した2009年と2010年は人気薄の逃げ・先行馬が残って高配当を演出。近年は大人しいですが、人気薄の激走にも注意したい一戦です。

【該当馬】1～5番人気馬（下記「予想オッズ」を参考）：
セダブリランテス
ウインブライト
ダイワキャグニー
ブラックバゴ
カデナ

予想オッズ

出走予定馬と独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

「内枠」＆「先行」が好走傾向に

コースは中山競馬場の芝2000m。小回りでカーブがキツいコースで、外を回る差し・追込み馬はロスが大きくなります。コーナーを4回走る分、実質的に内枠が有利となりやすく、データでも過去10年の3着内述べ30頭中半分15頭が1～3枠の馬となっております。

脚質は先行馬の成績が良く、最多の6勝をあげ、勝率・連対率・複勝率全てにおいてトップの成績となっております。上記でも記したように、人気薄の逃げ・先行馬が台頭してくるケースもあるので要注意。

【該当馬】先行タイプ：
ダイワキャグニー
マイネルミラノ
トーセンマタコイヤ

ハンデは「57kg」、馬体重は「-3kg～+3kg」が好走傾向に

ハンデは最多の3勝をあげている57kgが好走しております。馬体重は「-3kg～+3kg」が最多の6勝をあげております。

「6歳以上の馬」が好走傾向に

馬年齢は6歳が3勝、7歳以上も3勝と、6歳以上の馬が好走しております。牡馬が中心で、牝馬は過去10年で1頭も絡んでおりません。所属は栗東が中心となります。

【該当馬】栗東に所属する6歳以上の牡馬：
フェルメッツァ
ケントオー

「前走G3」＆「前走1着馬」が中心

金鯱賞と鳴尾記念が2勝をあげておりますが、今年から金鯱賞は3月に、鳴尾記念は2012年から6月開催となったため対象外とします。前走がG3だった馬は4勝をあげており、4頭は全て当日3番人気以上に推された馬でした。

前走着順は1着馬が中心で、前走10着以下から巻き返して優勝した2頭はいずれも当日4番人気以上の人気の馬でした。

【該当馬】前走がG3だった馬：
ウインブライト（福島記念・1着）
デニムアンドルビー（チャレンジC・2着）
フロンテアクイーン（ターコイズS・2着）
マイネルミラノ（チャレンジC・6着）
フェルメッツァ（中日新聞杯・14着）
ケントオー（中日新聞杯・8着）

騎手は「F.ベリー」と「川田将雅」に注目

騎手は2勝ずつあげているF.ベリー騎手と川田将雅騎手の2名に注目。

【該当馬】F.ベリー騎手と川田将雅騎手の騎乗予定馬：
F.ベリー（なし）
川田将雅（デニムアンドルビー）