格上なのに人気なし。ニュージーランドトロフィーは美味しすぎるこの馬を狙え!

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いくら健闘しても人気しない馬というのがいます。最近はオッズも含め貫禄がついてきたキタサンブラックですが、3歳時は母の父サクラバクシンオーだからとか、父ブラックタイドだし、と主に血統面を理由になかなか人気になりませんでした。ですが、そういった馬のほうが馬券では妙味があり、追いかけているファンにとってはありがたくもあります。

今週のニュージーランドトロフィーに参戦するメイソンジュニアもまたそういった馬ですのでご紹介いたします。これまで6戦を走り大敗を喫したのは小倉2歳Sのみ。戦績の中には福島2歳Sの勝利、全日本2歳優駿5着、そして前走のファルコンS3着もあり、オープン実績なら堂々と胸をはれるレベル。

それでも今回のニュージーランドトロフィーで印がほとんどない理由としてはやはり、芝のマイルに実績がないからでしょう。とはいえ、まだ芝のマイルを走ったことがないだけで、良いとも悪いとも言えないのが現状です。デビュー戦は逃げて勝利していますが、持ち味は好位からの粘り。福島2歳Sで見せた切れ味が今回再現できれば、NHKマイルカップの権利はもちろん、連に絡む可能性もあります。

鞍上は福島2歳Sで優勝、ファルコンSでも3着の非常に手の合う菱田騎手を想定しています。現段階ではマイルで結果を残してきている馬に人気が集まりそうですが、実績で見るならこの馬の格はかなり上位です。オッズにかなり開きが出ることも予想されますし、昨年の2、3着馬は超人気薄だったことを思い起こしても、やはりメイソンジュニアは馬券検討から外さないほうが賢明であると考えます。