波乱の匂いが漂う新潟記念。

今週日曜の新潟記念(新潟競馬場・芝2000m)は最終登録馬20頭・フルゲート18頭。このままならフルゲートでの争いになる。いかにもG3と言ったメンバーがそろった。間違いなくハナを切るであろうマイネルミラノ。新潟2000mは函館記念のように直線が短くない。最後の直線は600M以上もある。普通に乗っては間違いなく後続馬の餌食になってしまう。ここをどうやって乗りこなすか?ジョッキーの腕が試される。新潟記念の命運を握っている馬と言っても過言ではない。なかなか、新潟2000mを逃げ切るのは簡単な事ではない。だからと言って、マイネルミラノの陣営はペースメーカーのつもりは全くない。

また、新潟記念はご存知の通りハンデ戦。ハンデ頭はアルバートドックの58キロ。最軽量は52キロ。ハンデ差は6キロ。このハンデ差なら、アルバートドックが有利。ただ58キロは微妙に重たい。57.5キロなら問題なくても58キロが響いたという話はよくある話。しかし、アルバートドックは馬格がある馬なので、58キロは問題にしないだろう。

後は、マイネルミラノが作るペースに各馬がどこで仕掛けるか?鞍上の駆け引きになってくる。マイネルミラノは上手く引き付けて逃げ切りを狙いたい所。後は枠番も少なからず影響してくる。大外枠は引きたくないところ。このレースは最も運に恵まれた馬が勝つ。