【オークス2025予想】今週も雨でタフ馬場継続か?先週の東京開催から当日の馬場を読み解く

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先週17日は府中市で26.5ミリの雨量を記録。芝コースは良馬場から稍重に、ダートコースは稍重から不良まで悪化した。18日は芝競走の4、5Rはいずれも「稍重」だったが、気温が上昇し馬場が回復。7R開始前から東京競馬場・芝コースの馬場状態は「良」と発表された。

しかし、良とは言え結局は乾き切らず水分の含んだ馬場。Bコース替わりの東京、雨上がりの東京乾き方の鉄則から18日には高速化も予想されていたが、思った以上に雨の影響は大きかった。17日の後半ほど極端に内が悪いという状況にはなかったものの、土曜の雨で内側の馬場が荒れ、柔らかいままの外差し馬場となった。11Rのヴィクトリアマイルの勝ち馬アスコリピチェーノも大外一気の差し切りで快勝しており、外差しで決着している。また、前走重馬場で勝ったクイーンズウォークが2着、父が重馬場の鬼シランケドが3着に来ていることから、良馬場とは言えパワーのいる馬場だったこともうかがえる。

東京は週中、週末も雨予報が出ており、オークスが開催される今週もタフ馬場は継続しそうな気配。昨年ほどは馬場が回復しない傾向も見られ、引き続きのBコースとなれば、良馬場でやりたい馬は割引いていく必要も出てきそうだ。

となれば瞬発力だけでなく、総合力が求められる。イメージとしては昨日のヴィクトリアマイルのような馬場で、良馬場でもスタミナやパワーが求められる馬場。当日の馬場を見て改めて判断する必要はあるが、先週の雨による外差し馬場と、続く降雨の影響から、今週末もタフ馬場は継続する可能性大。中距離を走ってきた馬や、タフ馬場に強いパワーのあるタイプから狙っていく必要も出てきそうだ。