オジュウチョウサン、次走はアルゼンチン共和国杯

前走の六社ステークス(3勝クラス、東京・芝2400m)で10着に敗れたオジュウチョウサンが、11月3日に行われるアルゼンチン共和国杯(G2、東京・芝2500m)へ向かうことが明らかになった。8日、同馬を管理する和田正一郎厩舎が明かした。

昨年夏に障害から平地へと転身し、1勝クラスと2勝クラスを連勝。年末の有馬記念では異例の挑戦に多くの競馬ファンが注目し、5番人気と上位に推されるも9着に敗れた。今年は障害へ復帰し、初戦の阪神スプリングJ(J・G2、阪神・障3900m)を優勝し、続く中山グランドJ(J・G1、中山・障4250m)も快勝し障害路線で活躍した。

しかし、秋初戦は六社ステークスに出走し、再び平地の舞台へ戻ってきた。レースは番手からの積極的な競馬で進めたが、分の悪い瞬発力勝負の展開となり直線で失速し10着に敗れた。この後は次走のアルゼンチン共和国杯へ向けて、短期放牧を挟んで再調整される予定だ。再び平地競走への挑戦という方向に駒を進めて来た最強ハードラーに注目だ。