桜花賞(2023)出走予定馬の予想オッズと過去10年のデータから傾向を分析!

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今週のG1は桜の女王を決める一戦「桜花賞」です。上位人気同士で堅く決着したかと思えば、2008年や2015年のように1~3番人気がすべて圏外に飛ぶ波乱も珍しくなく、掴みどころがない一戦という印象もある桜花賞。果たしてどのような傾向があるのでしょうか。今回は過去10年間のデータをもとに桜花賞の傾向を探っていきたいと思います。

■「2番人気」が好成績

人気は「2番人気」が最多の4勝を挙げており、連対数と3着内の回数も最多です。連対率と複勝率はいずれも70%とまずまずで、信頼度は「1番人気」よりも高くなっています。勝ち馬は「8番人気」まで幅広く出ておりますが、「10番人気以下」は3着が1回のみとなっており、大穴は連には全く絡んでいません。2013年と2015年は人気薄同士の決着で大きく荒れましたが、近年は比較的順当な決着が続いており、基本的には堅実な決着となる傾向にあります。

人気データ
人気1着2着3着4着以下
1番人気1315
2番人気4303
3番人気1225
4番人気00010
5番人気1018
6~9番人気32530
10番人気以下~00187
オッズデータ
オッズ1着2着3着4着以下
1.0~1.9倍1112
2.0~2.9倍0002
3.0~3.9倍3201
4.0~4.9倍1200
5.0~6.9倍1114
7.0~9.9倍0119
10.0~14.9倍21112
15.0~19.9倍1014
20.0~29.9倍02113
30.0~49.9倍10314
50.0~99.9倍00132
100.0倍以上00055
馬単/3連単データ
馬単3連単
20139,350 円679,300 円
2014450 円2,540 円
201517,370 円233,390 円
20161,950 円20,330 円
201745,330 円94,890 円
2018990 円3,780 円
20195,700 円31,810 円
20201,930 円47,760 円
20211,280 円10,400 円
20229,050 円72,700 円

予想オッズ

下記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

予想オッズ
人気馬名予想オッズ
1リバティアイランド1.9
2ライトクオンタム2.8
3ハーパー4.8
4ドゥアイズ10.1
5ラヴェル15.3
6コナコースト19.7
7シンリョクカ23.1
8ペリファーニア29.9
9キタウイング34.2
10モズメイメイ44.7
11シングザットソング49.0
12ドゥーラ61.3
13トーセンローリエ72.3
14コンクシェル81.9
15エミュー87.6
16ユリーシャ102.2
17ジューンオレンジ132.0
18モリアーナ167.8
19リバーラ201.7
20ムーンプローブ243.4
21ブトンドール287.9
22ダルエスサラーム299.4
23ミシシッピテソーロ312.1
24メイクアスナッチ321.1
25ミスヨコハマ345.6
26ルミノメテオール357.9

■「内枠」が不振&「差し・追い込み」が好成績

コースは阪神競馬場の芝1600mを使用。枠は「5枠」が最多の3勝を挙げており、連対数は「4枠」と「8枠」が最多、3着内は「5枠」が最多となっています。「1・2枠」はいずれも連対数1回のみとなっており、内枠が不振です。

脚質は「先行」「差し」「追い込み」が3勝ずつを挙げており、連対数もほぼ同数です。先行馬も好走していますが、3着内に入った30頭中21頭が「差し」または「追い込み」の馬となっており、全体としては後方から進める馬が好走傾向にあります。

阪神の1600mは最初の直線も長くカーブも緩やかなため、ゆったりとした流れになることが多いです。また、最後の直線も約474mと長く、坂もあるため差しや追い込みが決まりやすい特徴があります。このようなコース形態も、差し・追い込みが決まりやすい要因の一つであると考えられます。

枠番データ
枠番1着2着3着4着以下
1枠01315
2枠10216
3枠12017
4枠31016
5枠20414
6枠02018
7枠21126
8枠13026
脚質データ
脚質1着2着3着4着以下
逃げ1018
先行33131
差し33764
追い込み34145

■馬体重の増減が「-3~+3kg」だった馬に注目

馬体重の増減は、最多の5勝を挙げ、連対数と3着内の回数が最多の「-3~+3kg」に注目です。

馬体重増減データ
馬体重増減1着2着3着4着以下
~-20kg0001
-19~-10kg11113
-9~-4kg43352
-3~+3kg54667
+4~+9kg02014
+10~+19kg0001
今回減75793
同体重22315
今回増13040

■前走レースは「チューリップ賞」に注目

前走レースは、「チューリップ賞」が最多の4勝を挙げており、勝利数は断トツです。また、連対数と3着内の回数も最多となっており、参考レースとしての重要度が最も高いレースと言ってよいでしょう。前走着順は、「1着」が最多の4勝を挙げており、連対数と3着内の回数も最多です。また、勝ち馬は10頭全てが前走で「3着以内」に入着していた馬となっており、勝ち馬は前走で3着以内に入着していた馬から選ぶのが鉄則と言えます。

前走レースデータ
前走レース1着2着3着4着以下
チューリップ賞48630
阪神ジュベナイルフィリーズ1203
報知杯フィリーズレビュー10246
デイリー杯クイーンカップ10117
エルフィンステークス1004
日刊スポーツ賞シンザン記念1001
朝日杯フューチュリティステークス1001
フェアリーステークス0014
アネモネステークス00022
フラワーカップ0008
前走クラスデータ
前走クラス1着2着3着4着以下
G12204
G214461
G364647
リステッド/オープン10033
1勝クラス0003
前走着順データ
前走着順1着2着3着4着以下
1着43350
2着32332
3着32116
4着0007
5着0106
6~9着01321
10着以下~01016
該当馬 前走がチューリップ賞だった馬
  • モズメイメイ(1着)
  • コナコースト(2着)
  • ペリファーニア(3着)
  • ルミノメテオール(4着)
  • ダルエスサラーム(6着)
  • キタウイング(7着)
  • ドゥーラ(15着)

■騎手は「C.ルメール」が好成績

騎手は「C.ルメール」と「川田将雅」が2勝ずつを挙げていますが、連対数と3着内はルメール騎手が最多となっており、8戦中5戦が馬券圏内と好走率ベースにおいても好成績です。ルメール騎手の騎乗馬はとくに注目しておきたいところです。

騎手データ
騎手1着2着3着4着以下
C.ルメール2123
川田将雅2017
池添謙一1204
M.デムーロ1107
岩田康誠1016
松山弘平1005
吉田隼人1002
C.デムーロ1000
武豊0306
和田竜二0106
該当馬 C.ルメール騎手の騎乗予定馬
  • ハーパー