【中山牝馬S予想2017】より中身の濃いリーディングジョッキーへのパートナー

リーディングジョッキー。騎手なら誰しも一度ならず何度でも取りたい称号だと思います。栗東に対抗ジョッキーが偏った恩恵も多少はあるでしょうが、それでも昨年接戦の末、東西リーディングを手放さなかった戸崎圭太騎手。今年も当然狙っているはず。

リーディングジョッキーになるためには勝利数を積み重ねることが求められますが、ジョッキーとしての存在感を見せ付けるにはやはり平場での勝利数よりもGⅠでの1勝が最も効果的でしょう。そういう意味で昨年の戸崎騎手の成績を見ると、GⅠでの活躍が不足している感は否めません。接戦を演じたルメール騎手がサトノダイヤモンドの菊花賞・有馬記念などGⅠで結果を出してきた2016年。勝ち星では上回ったものの総賞金では大きく水を開けられた形としても出てきています。今年はさらに内容の濃いものにしたいと誰よりも願っているはず。

そこで欠かせないのがパートナーである競走馬ですが、今週の中山牝馬Sに出走しますビッシュはその最有力候補となりうる牝馬です。昨年は秋華賞、ジャパンカップと秋のGⅠ戦線を盛り上げました。紫苑Sの内容を見ても、やはり右回り1800mでは馬券から外すわけにはいかない。同じく中山巧者の先輩・マジックタイムにはルメール騎手が騎乗予定ということで、戸崎騎手としても負けられない戦いになります。3歳馬ではフローレスマジックの騎乗依頼も受けており、牝馬の戸崎なるか、注目の1年になりますね。