JRAパッシングスルーが引退、繁殖馬へ

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2019年の紫苑Sの勝ち馬、パッシングスルー(牝5、黒岩陽一厩舎)が、10月6日に競走馬登録を抹消し、現役を引退した。今後は、北海道勇払郡安平町のノーザンファームで繁殖馬となる予定。5日、オーナーのキャロットクラブが公式ホームページで発表した。

同馬は2018年に東京の芝1600mでデビュー。翌年の紫苑Sを快勝し、重賞初制覇を達成。その後は2020年に川崎競馬場で行われたエンプレス杯で3着などがあるが、勝ち星を挙げることが出来ず、今年6月のマーメイドS・16着後、休養していた。

パッシングスルーは父ルーラーシップ、母マイティースルー、母父クロフネという血統。JRA通算成績は11戦3勝。パッシングスルー号、お疲れ様でした。