【ペガサスJS予想2025】本命党優勢か?波乱少なめのデータが示す注目馬

今週土曜日、中山8レースには芝3350mで行われる障害4歳以上オープンの別定戦「ペガサスジャンプステークス」が組まれている。
過去3年はビレッジイーグルが3連覇を達成したが、昨年10月に引退。2020年にはメイショウダッサイが勝利しており、今年も将来の障害G1級候補が現れるか注目が集まる。
過去5年のデータでは、3着以内のほとんどが1番人気から3番人気に収まり、波乱の少ない傾向が続いている。さらに、7番人気以内の馬が3着以内を独占しており、大穴の台頭は難しいレースといえる。
世代別データを見ると、障害戦らしく高齢馬の活躍が目立つ。7歳以上の5番人気以内の馬は3勝・2着3回と安定した成績を残している。今年の出走予定馬では、ゴールドブリーズが注目株。前走の障害オープンでは初挑戦ながら逃げて4着と善戦。今回は中山障害コース初参戦となるが、さらなる前進が期待できる。
同じくトゥザワールド産駒のケンアンビシャスも、前走の障害オープンで2着に好走。ゴールドブリーズ同様、中山障害コースは初参戦だが、こちらも有力候補の一頭といえる。
一方、気になるデータとして、性別別の成績ではセン馬が未勝利という点が挙げられる。このデータが引っかかるのは、上位人気が予想されるインディゴブラック。前走の中山新春ジャンプステークスでは3着と好走しているが、セン馬不振の傾向を考慮すると、過信は禁物かもしれない。