【青竜S予想2022】ペイシャエス、父譲りの先行力でOP戦初勝利へ

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今週日曜10レースに組まれているのは、3歳オープンの青竜ステークスです。ダート1600mで行われ、フルゲート16頭に対して17頭が登録しており、1勝馬が抽選対象となっています。

過去5年のデータをみると、勝ち馬ではないものの2018年の3着馬にオメガパフュームの名があることもあり、出世レースとは言い切れないかもしれませんが、先々楽しみな馬たちの参戦が見込めるレースとなっています。

着実に力をつけてきており、かつ武器となる先行力も身に着けつつあるのが、エスポワールシチー産駒のペイシャエスです。美浦・小西厩舎の管理馬で今回も菅原良騎手とのコンビで挑む予定となっています。

デビュー戦で東京ダート1600m戦を勝利したものの、続くカトレア賞は同じ舞台設定にも関わらず9着と大敗を喫しており、オープンクラスになると厳しいイメージがありますが、ここ2戦の内容がよく、伏竜S・3着、1勝クラスは5馬身差の圧勝となっており、いずれも2番手抜け出しとなっていることから、控えるよりも積極策で結果を出せる馬だと現状ではいえそうです。

デビュー戦も2番手からの抜け出しで勝利しており、カトレア賞、休み明けの1勝クラスともに本来の位置取りよりも後ろに控えての敗戦となっていることからも、父同様に先行力を武器にしていくのが現状ではこの馬に合っているのかもしれません。

中山ダート1800m戦でも勝利しており、ここを勝てれば地方交流のジャパンダートダービーも狙えそうな戦績だけに、菅原騎手にとってはオニャンコポンやカラテに続いてダートでも有力なお手馬を確保できるかどうか、楽しみな一戦といえそうですね。