【ポートアイランドステークス】好調馬少なく一長一短

10月2日(日)阪神11Rのポートアイランドステークス(芝1600m)。今年の出走馬はイマイチ決め手に欠ける馬が多い。何しろ、前走馬券に絡んだ馬がテイエムイナズマ1頭と言う体たらく。人気の優劣はつくものの、このレースは人気があってないようなもの。

この時期のマイルOPということで、マイルチャンピオンシップへの前哨戦として使いたいという気持ちはあるかもしれないが、この調子では勝ったからといって即直行という判断も下せないのではないか?ローテーションとしての間隔は丁度いいかもしれない。しかし、もし前哨戦として使うのであればもう少しレベルの高いレースを使いたい。オープン大将では困る。

出走馬を眺めると好不調の波が激しい馬がこぞって出走してきた感じがするのは気のせいだろうか?テイエムイナズマが唯一前走小倉日経オープンで4番人気・1着と結果を残しているが、1番人気はブラックスピネルに譲りそうな気配だ。前走の出来だけでは判断しきれない部分を馬券を買うファンも嗅ぎつけている。中々このメンバーで馬連を1点的中させる事は難しい。人気もかなり割れる可能性が大きく、馬連の1番人気でも8倍位はつくのではないか?

こういったレースはファーストインプレッションが重要。最初に頭に思い浮かんだ馬を外して買うと大抵その馬が来る。1番人気の馬なら、まあいいかで済むが、10番人気の馬だったら失神もの。このレースの肝心な事は、人気はあってないようなものと言う点。逆を返せば人気差ほどの実力差はないと言う事。この点を忘れてはいけない。