【セントウルステークス2017予想】阪神競馬場替わりが狙い目、プレイズエターナルチャンス十分!

スプリンターズステークスに向けた最大のトライアル的レース、セントウルステークス。多くのG1級のスプリンターが出走し、本番に向けた調整を兼ねた戦いに挑んできます。今年もそんな馬達が出走してくるのですが、例年より少し小粒感が否めません。

スプリント路線のG1クラスで活躍した馬と言えば、実績があるのはスノードラゴンぐらいで、次いでダンスディレクターぐらいです。しかもその2頭、スノードラゴンは近走も好走しているとは言え、もう9歳、ここ3年ほどは2着が2回あるだけで勝ったのは2014年のスプリンターズステークスということで、如何にも全盛期の力はないでしょうし、ダンスディレクターは今年1月以来ということで半年以上の休み明けとなるのです。これでは実績のある2頭の信頼度はかなり低いと言えるでしょう。

そうなってくると俄然注目なのがプレイズエターナルなのです。この馬は重賞を5戦して一度も勝ったことがありません。それどころか馬券圏内に一度も絡んでいません。いくら今回のセントウルステークスが実績馬の信頼度が低いとは言っても、アイビスサマーダッシュ1,2着馬もいる中でやはりこの重賞実績は不安材料といえるでしょう。

それでも注目したいのは、プレイズエターナルが初勝利を挙げた阪神での未勝利戦の勝ちっぷりが印象にあるからかもしれません。デビュー戦で2着と好走したプレイズエターナルは未勝利戦で1番人気に推され、人気通りの快勝、しかも3馬身差での快勝でした。

1番人気なら当然の結果と言えばそうなのですが、それでも先行して阪神の坂をなんの問題もなく抜け出して後続に影をも踏ませなかったのですから、かなりの強い競馬でした。確かに未勝利戦ということで格は全然違います。それでも、今回のセントウルステークスと全く同じ阪神1200mだったと言うところにプレイズエターナルの可能性、阪神適性を感じます。

さらに、今回の鞍上は池添騎手なのですが、まさにその未勝利戦でコンビだったのが池添騎手なのです。コンビを組むのは実に4年ぶり。未勝利を快勝したコンビが同じ条件で4年ぶりに復活というのは、何かの縁を感じずにはいられないのです。

という訳で、これまで重賞で結果のでていないプレイズエターナルですが、未勝利戦を快勝した阪神競馬場1200mに替わる今回、そして鞍上がその快勝したレースに乗っていた池添騎手、しかも4年ぶりというコンビ復活で何かしらの縁の力も感じつつ、好走のチャンスは十分だと思います。