【注目新馬】良血馬同士がメイクデビューで激突!

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G1級とまではいかないまでも、仔だしがよく、重賞で勝ち負けするレベルの産駒を安定して出してくれる繁殖牝馬はどの牧場でも貴重といえます。そういった意味で、今年の産駒も期待ができるのではと思えるのが、北九州記念勝ち馬のメリッサが生んだ牝馬・パープルレディーです。

母メリッサはこれまでミッキーグローリー、カツジといった芝マイル重賞勝ち馬を輩出してきており、いずれもパープルレディーの全兄にあたり、父はディープインパクトとなっています。

両兄ともクラシックには参戦できなかったものの、牝馬ということで狙いは桜花賞、もしくはNHKマイルカップとなりそうですが、管理する美浦・奥村武調教師がデビュー戦に選択したのは日曜新潟5レースに開催される牡馬混じりの芝2000mのメイクデビューでした。

前日土曜日に牝馬限定の芝1600mが組まれていることもあり、タイミングなどによるものではなく意図を持った2000mへの挑戦となりそうです。

追い切りも騎乗している石橋脩騎手が騎乗お体となっており、血統面からも上位人気が予想されますが、最大のライバルとなりそうなのがオークス馬シンハライトの初仔セブンサミットでしょう。

フルゲート18頭が集まり大混戦となりそうな牡馬混合戦で勝利を挙げることができれば先々への期待も大きく高まります。良血馬同士の早々の激突にぜひご注目ください。