【ヴィクトリアマイル2019予想】東京巧者のレッドオルガ、初のG1挑戦で大物食いなるか!

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今週は春の古馬女王決定戦とも言えるヴィクトリアマイルが東京競馬場で開催されます。アーモンドアイ、ディアドラといったドバイ組の参戦がないため若干小粒なメンバーにも見えますが、重賞馬が12頭、うちG1馬が4頭とまずまずのメンバーが揃いました。

そんなヴィクトリアマイルで今回のメンバーでもやや見劣りするものの、東京コースなら大駆けも期待できそうなディープインパクト産駒「レッドオルガ」に注目したいと思います。

管理する藤原英昭厩舎はエイジアンウインズが2008年のこのレースでウオッカを破る大金星を挙げたことでも知られています。これまでM.デムーロ、ルメール、福永、C.デムーロ騎手と厩舎の期待が現れる起用をしてきており、今回は前々走からコンビを組む北村友一騎手で挑みます。

前走の阪神牝馬ステークスでは3番人気に支持されたものの7着と敗退。ただ、着差を見ると8着までが勝ち馬から1馬身差以内に収まる大混戦だっただけに着順ほどの差はないと見てよいでしょう。その勝ち馬のミッキーチャームは今回人気を背負って出走となりますが、これまで唯一の関東遠征となっている中山牝馬ステークスで惨敗しているように、不安要素混じりの一頭ではあります。そしてラッキーライラックも前走では先着している相手ということで今回は馬券妙味も期待できます。

レッドオルガのこれまでの東京競馬場の成績は【2-1-2-0】と馬券圏内を外しておりません。大半が条件戦での成績となるためオープン、しかもG1ではどうなるかという未知数の数字ではありますが、今回のメンバーの中でこの安定感は買い材料となるのではないでしょうか。

前走は後方からの末脚勝負でしたが、前目の競馬で好成績を残してきている馬です。初のG1挑戦ですが得意の府中でどこまでやれるか、ぜひご注目ください。