【フラワーC予想2021】荒削りな素質馬リフレイム、コース替わりで久々の勝利なるか?

今週土曜中山のメインレースは3歳牝馬限定のG3・フラワーカップが組まれています。

優先出走権が与えられるトライアルレースではありませんが、1,2着に入ることが出来れば収得賞金加算によって桜花賞出走も狙えるだけに、1勝馬が17頭も登録する人気のレースとなっています。

トライアルでないことからも芝1600mで行われる桜花賞よりも、更に先のオークス、秋華賞を見据えたレース設定というイメージもありますが、今回注目したのは、アメリカンファラオ産駒のリフレイムです。

美浦・黒岩厩舎の管理馬で、デビュー戦からパートナーを組んでいる木幡巧也騎手とのコンビで今回も挑む予定となっています。

デビュー戦では大外に逸走しながら辛勝し、インパクトのあるレースを見せたリフレイムですが、2戦目の条件戦では12番手追走から豪快に差しきり勝利しました。父アメリカンファラオは日本ではダノンファラオなど、ダートですでに活躍馬を多く輩出している種牡馬のため、芝への対応力にも注目の集まる一頭といえるでしょう。

オープン入り後もファンの期待は大きく、京王杯2歳Sでは1番人気に支持されたものの、うまく捌けず5着に敗退しており、年明け初戦となったクイーンカップでは4番手追走から伸びず13着大敗と、2連勝の勢いは止まっているのが現状です。

騎乗している木幡騎手としても2戦連続で人気を下回る結果となっているだけに巻き返しにかける思いは大きいでしょう。舞台もこれまでは直線が長い新潟、東京競馬場を主戦場としてきましたが小回りの中山コースにかわり、乗り方には工夫が必要な現状かもしれませんが、人気がやや落ちそうな今回はオープン入り3戦目ということもあり、クラス慣れも含めて、改めて狙ってみたいところです。