【相模湖特別】G1で1番人気だった馬がまさかの1000万条件に出走

今週の東京は「湖」がテーマ。というわけで、今回は相模湖特別の考察です。別定の芝1400m戦。このくらいの距離だとスプリンター・マイラーともに使いやすい。とはいえ、フルゲート16頭に対して登録15頭。安田記念もそうでしたが、やはりフルゲートのほうが予想も楽しいですし、展開を読むのも面白い。と愚痴っても頭数は増えないので、さっそく過去のデータを洗っていきましょう。

極めてシンプルな結果ですが、過去3年すべて1番人気が勝っています。

というわけで馬券は1番人気馬の単勝を勝って相手はよくわからないのでやめておこう。というのがベストではないかと考えます。というのも、今回は反則じゃないかと思える降級馬がエントリーしています。

NHKマイルカップで1番人気に支持されたグランシルクです。その後はG3、オープンレースを使っていますが勝ち味に遅いこともあり、降級後の本賞金975万円というギリギリのところで1000万条件までクラスが下がりました。前走は東風Sで1番人気。そんな馬が準オープンならともかく、1000万条件に出走になれば想定時点でキレイな印まみれになるのは自明の理。はたして当日はオッズが何倍になるのか。これまでもヤネはリーディング上位の騎手をたびたび配してきましたが、父ステイゴールド似なのか、どうにもつめが甘い。そこを嫌って多少でも人気が落ちれば妙味はあります。

東京コースは勝ちはありませんが、2,3着を1回ずつ記録しています。距離が1ハロン短いのでは?という不安材料もありますが、それ以前にこのクラスでしかも別定ならそれを言い訳にはできないですね。

今回はルメール騎手を配しての一戦。こんなところを走っていては本来はいけない馬です。ここは勝って夏のマイル重賞にぜひ参戦してほしいものです。