【セントライト記念2019予想】中山の馬場傾向は?先週の芝レースの脚質別・枠順別成績

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中山競馬は今週開幕2週目。先週は週中雨も降らず、馬場は絶好の状態でした。速い時計も目立っており、日曜メインの京成杯オータムハンデキャップはコース&レースレコードでの決着となりました。

今週は16日(祝・月)に菊花賞トライアルの「セントライト記念」が行われますが、高速馬場を懸念する陣営も少なくないでしょう。開幕2週目なので馬場状態は引き続き良好と思われますが、実際先週はどういった馬場傾向だったのでしょうか。ということで今回は、先週の7日(土)と8日(日)で行われた中山の芝レース全てを対象に現在の中山の馬場傾向を分析し、レースの予想に役立てたいと思います。

■「前残り」傾向強め

脚質は、「先行」が最多の8勝を挙げており、連対数・3着内の回数も最多です。好走率ベースでは、「逃げ」が勝率(20%)と複勝率(46.7%)がトップで、連対率(33.3%)は「先行」と「逃げ」が同率タイです。「先行」も勝率(19%)と複勝率(45.2%)は高く、やはり前で競馬をする馬の好走率の高さが目立っております。3着内の数においても「先行」が断トツで、開幕週らしい前残りの馬場傾向だったと言えるでしょう。

セントライト記念の過去10年のデータ・傾向では、脚質の傾向はほぼフラットとなっており、極端な有利不利は見られません。レースの傾向には脚質の傾向はあまり見られませんが、先週の馬場を見る限りでは前で競馬をする馬を注視したいところです。

脚質データ(9/7、9/8)

脚質データ
脚質1着2着3着4着以下
逃げ3228
先行86523
差し12435
追い込み02038
マクリ0011

■「1枠」&「5枠」が好成績

枠番は、「5枠」が最多の4勝を挙げており、勝率(23.5%)と連対率(23.5%)がトップです。3着内の回数は「1枠」が最多で、複勝率(53.3%)がトップとなっております。1枠は勝利数こそ1勝のみと少ないですが、複勝率が10~20%台の枠がほとんどの中で53.3%はかなり信頼度が高めです。1枠に入っただけでもプラス材料として捉えても良いかも知れません。

セントライト記念の過去10年のデータ・傾向では外枠がやや有利といった程度で、レースの傾向的には枠順別で大きな差は出ておりません。

枠番データ
枠番1着2着3着4着以下
1枠1257
2枠02014
3枠21113
4枠12212
5枠40013
6枠12114
7枠11017
8枠22315