【中山記念2018予想】運も味方につけたサクラアンプルールに注目

記事「【中山記念2018予想】運も味方につけたサクラアンプルールに注目」のサムネイル画像

関東圏の競馬は、今週から舞台を移して中山へ。皐月賞が行われる4月15日まで開催され、春のGIを睨む有力馬も徐々に始動。寒気が戻ってきた気もしますが、確実に春の足音が聞こえてきました。

2月25日(日)の中山競馬メインは、第92回中山記念(芝1800m)。今年は10頭と頭数こそ寂しいですが、GI馬3頭にここがラストランとなる小島厩舎所属ディサイファなどもいて、目が離せない一戦。

中でも注目は②番サクラアンプルール(牡7 美浦・金成厩舎)。昨年は当レース2着と力を示し、夏の札幌記念を快勝。久々に「サクラ」の勝負服が躍るとともに、重賞ウイナーの仲間入りを果たしました。

秋は王道路線を歩むも、極悪馬場の天皇賞は8着。そしてグランプリ有馬記念も最後の最後でゴチャつく不利と力を出し切れたとは言えない内容でした。度外視していいでしょう。

今年はゲンのいいここから始動。札幌記念を見ても分かるように、この馬は典型的な内枠ホースで、今回も枠順が鍵だと見ていましたが、運を大きく引き寄せる形で絶好の2番枠。お膳立ては整いました。

中山記念はここまで「サクラ」の馬が3勝を挙げていますが(94年サクラチトセオー・96年サクラローレル・04年サクラプレジデント)94年の勝ち馬サクラチトセオーが叔父という間柄。血統面の後押しも見逃せませんね。