【フォワ賞】サトノダイヤモンドは1番ゲート、本番へ向けて好感触掴めるか

今週末10日(日)にフランスのシャンティイ競馬場で行われるフォワ賞(仏G2、芝2400m)の出馬表が発表された。日本馬のサトノダイヤモンドは馬番5番で、ゲートは1番ゲートとなった。同じく日本馬のサトノノブレスは馬番6番となり、ゲートは3番ゲートとなった。(枠順は記事下に記載)

今年のフォワ賞は6頭立てで、欧州のブックメーカーサイトによるとサトノダイヤモンドが1番人気の最有力候補。最内のゲートに入れた前哨戦、本番へ向けてどういう競馬を見せてくれるのか注目だ。同じく前哨戦でよく使われるニエル賞同様、凱旋門賞の勝ちにはなかなか繋がりにくいレースではあるが、同じコースと距離を経験できる点は大きく、このレースで少しでも現地のレース感覚に慣れてもらいたいところ。

去年は日本馬のマカヒキが1番人気に推され初優勝に大きな期待がかかっていたが、結果は14着と大敗。今年こそは日本馬による優勝を果たしてもらいたいところだが、今年はキタサンブラックやサトノクラウンなど、凱旋門賞への挑戦が期待されていた馬はこぞって国内に専念することが決定。池江泰寿厩舎のサトノ2頭にはその分プレッシャーがかかるが、今週末のフォワ賞で良い感触を掴んでもらい、ぜひとも本番の凱旋門賞制覇へ繋げていってもらいたい。

フォワ賞(仏G2)
シャンティイ競馬場、芝2400m。現地時間9月10日(日)
(馬番-ゲート番号、馬名、性齢、負担重量、騎手)
1-5 クロスオブスターズ(牡4) 58kg M.バルザローナ
2-6 タリスマニック(牡4) 58kg V.シュミノー
3-2 シルバーウェーブ(牡5) 58kg P.ブドー
4-4 チンギスシークレット(牡4) 58kg A.デフリース
5-1 サトノダイヤモンド(牡4) 58kg C.ルメール
6-3 サトノノブレス(牡7) 58kg 川田将雅