海外競馬発売第2弾・メルボルンカップにカレンミロティック出馬

凱旋門賞の馬券販売で大好評を得た海外競馬発売の第二弾が11月1日(火)に開催されるオーストラリア・メルボルンカップで行われる。発売開始は午前7時からと、平日の早朝からの発売。一般的サラリーマンの競馬ファンはこの日は忙しくなりそうだ。日本からは春の天皇賞2着馬・カレンミロティックが出走する。

凱旋門賞で海外馬券が解禁となり、現地のオッズと国内のオッズは大きく違ってくることがわかった。どうしても日本馬を贔屓目で見てしまうのは致し方のない所。このメルボルンカップも、現地では絶対に1番人気にはならないであろうカレンミロティックが国内で1番人気になる可能性もある。凱旋門賞では、マカヒキをバッサリ切り捨てた方が的中馬券を手にし、マカヒキを軸に据えたファンは撃沈した。勝負事は情で流されてはいけないという事を痛感させられた事だろう。

今回は3200mの長丁場に多頭数。カレンミロティック得意の展開だけにノーチャンスとは言わないが、余り過信するのは禁物だろう。暮れの香港なら日本馬もチャンスがかなり高くなってくる。メルボルンカップはどうか?正直カレンミロティックが先頭でゴールインするのは難しいのではないかとみている。競馬は海外馬券に限った事ではないが情に流されてはいけない。情に流さると痛い目に遭う。

海外馬券が当たり前になるころには日本贔屓のオッズの偏りは減少していくだろうが、反対に、馬券師ならば偏っているときこそがチャンスだとみるべきだろう。