【霜月S予想2016】タールタンの能力が1枚上。

ここに来て、ダートのオープン競争が活気づいてきた。どこの競馬場のオープン特別もフルゲート以上の登録がある。今週20日(日)東京競馬場で開催の霜月ステークスへも25頭の登録がある。ローテーションを逆算してうまくフェブラリーSに出走できるように考え始めるのが丁度この時期。

本番のフェブラリーSは2月で現在は11月中旬と、まだ3か月ほどあるが、出走を確実にするためにまずはオープン特別を勝って本賞金を加算したい。オープン競争の本賞金加算は重賞と違い1着馬のみ。つまり勝たないと本賞金を加算出来ない。元から賞金がある程度ある馬なら問題はないがオープン馬の総数に比べれば一握り。

それでもまだ時間はあるため、次は重賞に出走させる。ここは1着ならベストだが、重賞にもなると相手が強い。2着でも本賞金は加算される。そしてまだ本番まで余裕があればもう一戦戦える。本番を狙うなら東海S、根岸Sどこかには出走しておきたい。

今回霜月Sで本命にしたのはタールタン(牡8・栗東・吉村圭司)。賞金的に悪くはないが今年の根岸S2着以降加算出来ておらずフェブラリーSは絶対に出られるとは言い切れない。登録メンバー次第だが、ここを勝てばほぼ当確と言っていいだろう。

今回の霜月S2はハンデ戦だが斤量は57.5キロ。この0.5キロが意外に勝敗を左右することがある。ただタールタンに関して言うとこの程度でカンカン泣きはしないだろう。500キロ前後の馬体。人間で言えばダートを走ることから当然パワーもあるのでマッチョマンと言った所か?

先行して押し切るのがこの馬に取っての理想系の競馬。8歳になった今年も衰えること無く、昨年、一昨年よりも調子を戻しているようだ。今回も流れに乗ることさえ出来れば勝機はある。