【昇竜ステークス2025予想】注目の3歳ダート戦!未来のダート短距離王者は誰だ?

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今週日曜日、中京競馬場の第10レースでは、3歳オープンの昇竜ステークス(ダート1400m)が行われます。今年は13頭立てでの開催が予定されており、注目の一戦となりそうです。

過去5年の勝ち馬には、2020年のテイエムサウスダン、2022年のリメイク、そして昨年のチカッパといった、地方交流重賞や海外重賞で活躍した実力馬たちが名を連ねています。今年も未来のスター候補が現れるのか、期待が高まります。

データを振り返ると、1番人気~3番人気の馬が7連対(2着以内)を記録しており、人気馬の信頼度は高めです。ただし、3着には6番人気以下の伏兵馬が5頭中3頭絡んでおり、穴を狙うなら3着候補が面白そうです。

所属別の傾向では、関東馬が3番人気以内に支持された場合でも【0-1-1-0】と勝利には届いていないものの、好走例はあります。今年の該当馬として挙げられるのは、ポールセンです。デビュー3戦2勝の安定感に加え、前走の寒椿賞を勝利した中京ダート1400mへの高い適性も期待できるポイントです。

また、アバッシメントも3戦2勝の実績を持っています。デビュー戦から騎乗していた佐々木騎手が再び手綱を取る予定で、兄サイクロトロンがクラスターカップ2着の実績を持つことからも、ダート短距離への適性が十分に期待できる1頭です。

ただし、過去5年の勝ち馬はすべて関西馬であるため、関西勢を軽視するのは禁物です。今年の有力馬としては、ピエマンソン、ペイシャケイブ、マテンロウコマンドの3頭が挙げられ、1着候補として押さえておくのも一考でしょう。

総じて、人気馬が強い一戦ながら、3着には伏兵が飛び込む可能性もある昇竜ステークス。今年もダート短距離界の新星誕生に期待がかかります。