有馬記念(2020)のサインは“M-1グランプリ王者・マヂカルラブリー”!推奨穴馬1頭とは?

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いよいよ2020年の中央競馬も今週末でラスト。2017年以降はホープフルSが1年を締めくくる重賞レースとなっていましたが、今年は久しぶりに有馬記念が年内最後の中央G1レースとなり、激動の1年を締めくくります。

さて、今回もサイン理論でレースを予想していきたいと思いますが、近々のニュースやネタからサインを探すなら“M-1グランプリ”でしょう。“グランプリ”繋がりという意味でもサインにはもってこいではないでしょうか。

20日に行われた漫才日本一を決める「M-1グランプリ2020」を優勝したのは“掟破りの漫才”と称された「マヂカルラブリー」です。ボケ役の野田クリスタルの不気味な存在感と自由奔放な動きとツッコミの村上がしゃべりまくるという独特の漫才を繰り広げ、見事優勝を果たしました。

通常、ボケとツッコミが交互にやり取りを行う漫才に対し、ボケがほとんど喋らないという独特な展開で笑いを取りました。これを“漫才”と呼ぶかどうかは賛否両論あるようですが、会場で一番笑いを取っていたのは事実。普段は辛口の上沼恵美子さんもこれを認めるようなコメントを出しており、漫才のあり方というのも少しずつ変わっていっているのだなと感じました。

ミルクボーイが王道の漫才で優勝を果たした昨年とは打って変わって、今年は独自の漫才スタイルを持つ漫才師たちが多くの笑いを取っていた印象がありました。早い段階で過去の決勝進出コンビやテレビで活躍しているコンビが落選するなどの番狂わせもあり、いろいろな意味で異例の大会だったと言えます。

ということでサインは“マヂカルラブリー”。これに関連しそうな馬は馬名に“ラヴリー”という言葉が入った「ラヴズオンリーユー」。昨年のオークス馬で、今年はエリザベス女王杯でも3着に好走するなど牝馬G1戦線で活躍するディープインパクト産駒の4歳牝馬です。

牡馬混合G1で好勝負を演じている馬が多数いることを考えると、今回は上位人気の一角からは外れそうな気配で、人気的には中穴クラスといったところでしょうか。

例年とは違った雰囲気が漂い、異例の内容と結果となった“漫才”のグランプリ。“競馬”のグランプリである有馬記念もまた、紛れが発生しやすい中山2500mが舞台。伏兵的な立ち場となるラヴズオンリーユーが“マジック”を起こして勝ちきっても不思議ではないでしょう。

ということで今年の有馬記念は、“マヂカルラブリー”をサインとし、馬名に“ラブリー”が入った「ラヴズオンリーユー」がマジックを起こして優勝すると予想したいと思います。今回もコジツケばかりでかなり無理やりな予想となってしまいましたが、色んな予想の楽しみ方があるという事でご容赦いただきたいと思います。