エルムステークス(2022)のサインは“東北の大雨”。推奨穴馬1頭とは?

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今週は北海道唯一のダート重賞かつ、JRAでは数少ないダート1700mという貴重なダートG3「エルムS」が開催です。秋のG1獲りを狙う実績馬、洋芝巧者、夏の上がり馬などなど、様々な馬が参戦する見応えのある一戦です。

さて、今回もサイン理論で同レースを予想していきたいと思いますが、今回取り上げたいのは「東北の大雨」です。台風5号や6号が運び込んだ非常に湿った空気の影響で前線の活動が活発になり、東北北部を中心に雨雲が発達し、一部では1時間に80mm以上の猛烈な雨が降っています。地域の方々は、危険な場所には近づかないよう、十分お気をつけください。

「大雨」に関連した馬となれば、狙ってみたいのは「ブラック“アーメ”ット」。今年初戦の川崎記念で4着に善戦。2走前の大沼S・4着、前走のマリーンS・8着と近2戦は北の大地で善戦と惨敗を繰り返しています。父ブラックタイドのサンデー系で、母はミスプロ系にティンバーカントリー持ちで、ダート中距離に適応可能な血統。前走も力負けというよりは展開的に厳しかったところもあり、まだまだ巻き返しの期待は十分ある1頭です。

重賞の戦績や近走の成績から、人気薄の立場での参戦は濃厚。妙味ある1頭という意味でも魅力たっぷりな馬です。ということで今年のエルムSは、「大雨」をサインとし、馬名に“アメ”が入った「ブラックアーメット」を有力視したいと思います。今回もコジツケばかりでかなり無理やりな予想となってしまいましたが、色んな予想の楽しみ方があるという事でご容赦いただきたいと思います。