レパードS(2020)のサインは“Tiktokの買収計画”!推奨サイン馬3頭とは?

全国的に夏らしい暑い日々が続き、ようやく梅雨も明けた感がある。競馬界では新潟競馬で新潟県内在住者に限定して来場を再開することを発表し、地方競馬ではすでに人数に制限を設けて観客を動員するなど、少しずつだが無観客での開催も終わりに向かいつつある。

コロナ渦でもネットの馬券販売で大きく利益を挙げ続けることが出来ている競馬業界。コロナの影響で大打撃を受けた業界は様々あるが、ITの業界では逆に大きく急成長を遂げた企業も多いのではないだろうか。

中国の北京字節跳動科技(バイトダンス)が運営するソーシャルメディアアプリ「TikTok」もそのうちの一社だろう。しかし先月末、中国への情報流出など安全保障上の懸念を理由とした措置として、米国のトランプ大統領がTikTokの米国での使用を禁止するよう大統領命令に署名すると語り、9月15日までにTikTokをアメリカ企業に売却することを要求した。その売却先として米マイクロソフトが有力候補に上がっているという。

さて、前置きが長くなったが、今週の時事ネタから読み取れるサインは“米国”による“買収”だ。

今回の出走予定馬で米国産の馬は「エイシンアメンラー」と「ニュートンテソーロ」の2頭。この2頭はサイン馬として注目しておきたい。

エイシンアメンラーはデビュー4戦目にして1勝クラスを逃げ切り勝利。ゲートは速いのでハナを切れれば強い競馬を展開してくれる可能性はありそうだ。

ニュートンテソーロは6戦目で1勝クラスを勝利し、前走の2勝クラスでは1番人気ながら11着と大敗。昇級初戦で古馬相手に速い流れと難しい条件ではあったが、負けすぎた感もある。重賞とは言え3歳限定のここで挽回したいところだろう。

もう1頭のサイン馬は、敵対的買収に対する防衛策の1つとして知られる“白地株式”という意味が馬名の「ブランクチェック」だ。金額未記入の白地式小切手という意味で使われることが多いが、ここでは白地株式という意味合いで捉えてサイン馬として注目したいと思う。

ブランクチェックは3戦目の1勝クラスを快勝後、続く前走の2勝クラスも番手から進めて直線抜け出し2馬身半差で勝利と危なげない競馬で快勝した。ある程度の人気を集めそうだが、初の1800mということで距離をこなせるかどうかが一つのポイントとなりそうだ。

ということで今年のレパードSは、エイシンアメンラー、ニュートンテソーロ、ブランクチェックの3頭をサイン馬として注目したい。今回もコジツケばかりでかなり無理やりな予想となってしまったが、色んな予想の楽しみ方があるという事でご容赦いただきたい。